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3分でわかる!車検の法定費用(重量税・自賠責・印紙代)を車種別にわかりやすく解説

2025.10.25  豆知識 

「車検の時期が近づくと、費用がいくらかかるのか不安…」「できるだけ安く済ませたいけど、どこを削れるのかわからない」

そうお悩みではありませんか?

特に初めて車検を受ける方や、家計を預かるファミリー層にとって、数年に一度の車検費用は大きな関心事ですよね。

実は、車検費用のうち約30%〜50%を占める**「法定費用」は、国や法律で定められている費用であり、どの車検業者に頼んでも金額は一律**です。この費用を知っておけば、車検費用の約半分は明確になり、グッと不安が解消されます。

この記事では、自動車整備のプロである「土屋整備工場」が、法定費用の内訳(自動車重量税、自賠責保険料、検査手数料)を、専門用語を極力使わずにわかりやすく解説します。

法定費用の仕組みを理解して、賢く、安心して車検を迎えましょう!

車検費用は2種類!「法定費用」と「整備費用」の違い

車検にかかる費用は、大きく分けてこの2種類で構成されています。

費用の種類費用の性質費用の決定権
1. 法定費用国や法律で義務付けられた費用(税金・保険料・手数料)どの業者でも一律(安くできない)
2. 整備費用点検・整備にかかる費用(工賃、部品代、代行手数料など)業者によって大きく変わる(安くできる!)

法定費用は「聖域」であり、安くすることはできません。しかし、裏を返せば、費用を安く抑える最大のポイントは、業者によって差が出る「整備費用」にあるということです。

まずは、必ず支払う必要がある法定費用から詳しく見ていきましょう。

【最重要】車検の法定費用3つの内訳と最新の目安金額

法定費用は以下の3つの要素で構成されています。

  1. 自動車重量税(国税)
  2. 自賠責保険料(強制保険)
  3. 検査手数料(印紙代・証紙代)

1. 自動車重量税:車の重さと年式で決まる税金

自動車重量税は、その名の通り**車の重さ(車両重量)**に応じて課税される国税です。車検時に次の車検期間分(自家用車の場合は通常2年分)をまとめて納付します。

車種別の目安(自家用・2年分・エコカー減税適用なしの場合)

車の重さによって税額が決まりますが、軽自動車だけは重さに関わらず税額が一律です。

車両区分車両重量自動車重量税(2年分)
軽自動車重量問わず6,600円
小型/普通車〜1,000kgまで (1t)16,400円
1,001kg〜1,500kgまで (1.5t)24,600円
1,501kg〜2,000kgまで (2t)32,800円
2,001kg〜2,500kgまで (2.5t)41,000円

※上記は一般的な税額です。エコカー(環境性能が良い車)はエコカー減税で免税または軽減され、税額が安くなります。

※情報参照元:国土交通省、国税庁の関連情報(正確な税額は年式や燃費性能によって変動します)

ここに注意!13年・18年経過で税額が増えます

新車登録から13年、さらに18年が経過した車は、環境負荷への配慮から税率が重くなる(増税)仕組みになっています。

  • 軽自動車(13年未満:6,600円 → 13年経過:8,200円18年経過:8,800円
  • 普通車も同様に、年式が古いほど税額が高くなります。

年式の古い車にお乗りの方は、「なぜ車検が高いんだろう?」と思うかもしれませんが、この重量税の増税分が一因となっていることを覚えておきましょう。

2. 自賠責保険料:加入が義務付けられた強制保険

自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)は、すべての自動車に加入が義務付けられている「強制保険」です。交通事故の被害者を救済するため、対人事故の損害賠償を補償します。

この保険料も、法律で定められているため、どの保険会社、どの車検業者で契約しても金額は一律です。

最新の自賠責保険料(24ヶ月・25ヶ月契約)の目安

車検は2年ごとですが、保険の切れ目なく車検を受けるために、多くの場合25ヶ月契約で加入します。

車両区分24ヶ月契約25ヶ月契約
自家用乗用車17,650円18,160円
軽自動車17,540円18,040円

※沖縄県や離島など一部地域を除く。(2024年4月現在の基準料金。保険料は金融庁の関連情報に基づき改定される可能性があります。)

3. 検査手数料(印紙代):車検の申請に必要な費用

検査手数料は、車検の検査や申請手続きに必要な「印紙」や「証紙」の代金です。国や独立行政法人(NALTEC)に支払う手数料で、これも法定費用に含まれます。

この費用は、どこで車検を受けるか(指定工場認証工場か)によって、わずかに金額が変わることがあります。

  • 指定工場(民間車検場): 陸運支局に代わって車検の検査まで行える整備工場(土屋整備工場はこちらです)。印紙代は一律1,200円(軽自動車は1,100円)程度で、比較的安価です。
  • 認証工場: 整備はできますが、車検の検査は陸運支局に持ち込む必要があります。このため、印紙代に加えて「証紙代」が加算され、指定工場より数百円高くなります。

<車検の土屋整備工場なら安心!>

当店「土屋整備工場」は、国から認められた**指定工場(民間車検場)**です。お客様のお車を自社工場内で検査・完了できるため、検査手数料を安く抑えられるだけでなく、車検が最短90分とスピーディーに完了します。

なぜ「法定費用」はどの業者でも安くならないのか?(安くする方法はありません)

メインキーワードである「車検 法定費用 安くならない」の疑問にお答えします。

法定費用は、上記で解説した通り、税金(自動車重量税)、法律で義務付けられた保険料(自賠責保険料)、国への手数料(検査手数料)で構成されています。

これらは、国民の安全や社会資本の整備のために、国や自治体、公的機関に納めることが法律で義務付けられているため、車検業者の一存で勝手に値引きしたり、割引したりすることはできません。

もし「法定費用を大幅に値引きします」という業者があれば、それは何らかの誤解を招く表現か、違法行為にあたる可能性があります。

お客様が車検費用を安くしたいお気持ちはよくわかりますが、法定費用に関しては「どこで受けても同じ金額」と理解しておき、その金額をあらかじめ用意しておくことが、賢い車検準備の第一歩です。

車検費用を本当に安く抑えるなら「整備費用」に注目!

法定費用は安くできませんが、車検の総額を安くすることは可能です。そのカギを握るのが、業者によって大きく差が出る**「整備費用(車検基本料、部品代、工賃など)」**です。

無駄な整備をしない!事前の丁寧な見積もりが鍵

車検費用が高くなる最大の原因は、**「まだ使える部品や、車検に必須ではない部品まで交換してしまう”過剰整備”」**です。

「土屋整備工場」では、お客様の「安くしたい」というご要望にお応えするため、徹底した丁寧な対応を心がけています。

  1. お客様立会いのもと事前点検: まずは愛車の状態をプロの目で診断し、お客様に立会いのもと、交換が必要な箇所、今回はパスしても問題ない箇所を一つひとつ明確にご説明します。
  2. 車検に通るための「最低限の整備」をご提案: 車検の保安基準を満たすために必須の整備と、お客様の安心のための推奨整備を明確に分け、予算やご要望に合わせて整備内容を調整します。過剰整備は一切行いません。
  3. 徹底したコスト管理: 地域密着の自社工場経営と、効率的な部品仕入れによって、本庄市、深谷市、上里、伊勢崎市、藤岡市といった近隣地域でトップクラスの低価格な車検基本料を実現しています。

法定費用を理解した上で、「あとは整備費用だけだ」という状態で私たちにご相談いただければ、どこよりも安く、そして安心して車検を受けていただくことが可能です。

まとめ:法定費用を理解して賢い車検選びを!

車検の法定費用は、自動車重量税自賠責保険料検査手数料の3つで構成され、法律で金額が定められているため、安くすることはできません。

費用を安く抑えるためのポイントは、「整備費用」をいかに抑えるかにかかっています。

「土屋整備工場」は、法定費用とは別に、お客様の安心と低価格を実現するため、以下のお約束をしています。

  • 無駄な整備をしない事前見積もり
  • 最短90分のスピード車検
  • 代車無料サービス
  • 整備保証付きで安心

本庄市深谷市上里町伊勢崎市藤岡市周辺で、法定費用以外の部分でしっかりと費用を抑えたい、信頼できる整備工場に任せたいとお考えなら、ぜひ私たちにご相談ください。

プロの整備士が、あなたの愛車に本当に必要な整備だけを見極め、透明性の高いお見積もりをご提示いたします。

無料見積もり・予約はこちら!

法定費用以外の整備費用が気になる方は、まずは無料のお見積もりをご依頼ください。

経験豊富なスタッフが、お客様の車種や年式、走行距離に合わせた最適な車検プランをご提案します。

サービス名車検の土屋整備工場
対応エリア本庄市、深谷市、上里町、伊勢崎市、藤岡市、他周辺地域
無料見積もり随時受付中!
公式サイトhttps://shakentsuchiya.com/

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