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【車検で不合格になる前に!】ヘッドライトの保安基準と自分でできる簡単チェック&黄ばみ対策

2025.10.3  豆知識 

はじめに:ヘッドライトの不安、土屋整備工場が解決します

車検が近づくと、「費用を抑えたいけど、どこまで整備すればいい?」と不安になりますよね。特に夜間の安全を守るヘッドライトは、車検の合否に直結する非常に重要なパーツです。

「前は通ったのに、今回はなぜか落ちてしまった…」というケースの多くが、実はこのヘッドライトが原因だったりします。

この記事では、

  1. **ヘッドライトの車検基準(光量・光軸)**をわかりやすく解説
  2. 誰でも自分でできる簡単なチェック方法と黄ばみ対策
  3. 車検に通すための専門的な整備

について、車の知識が少ない方でも理解できるように徹底解説します。

この記事を読めば、ヘッドライトに関する車検の不安が解消し、安心して土屋整備工場で車検を迎えられるようになります。

ヘッドライト

なぜヘッドライトが重要?車検の保安基準をわかりやすく解説

ヘッドライトは、夜間にドライバーの視界を確保するだけでなく、対向車や歩行者に自車の存在を知らせる重要な役割を担っています。そのため、日本の道路運送車両法に基づき、非常に厳格な保安基準が設けられています。

この基準は安全のために大変重要で、一つでも満たしていないと車検には通りません

プロの整備士として、特に車検で問題になりやすい2つの基準を解説します。

光量(明るさ)の基準とは?

ヘッドライトの**光量(明るさ)**は、走行時に十分な視界を確保するために定められています。

  • 基準:
    • 以前は「1万カンデラ以上」とされていましたが、現在では平成27年以降に製造された車両はロービーム(すれ違い用前照灯)で6,400カンデラ以上、その他の車両はハイビーム(走行用前照灯)で15,000カンデラ以上が基本的な基準となっています。
    • 大切なのは、左右の明るさの差が規定値内であること、そして片側だけでも基準を満たしていることです。
  • 不合格の原因になりやすいこと:
    • バルブ(電球)の寿命による光の減衰
    • レンズの黄ばみや曇り(後述)
    • 社外品のLEDやHIDに交換した際に、製品自体の性能が基準を満たしていないケース

光軸(照らす向き)の基準とは?

**光軸(こうじく)**とは、ヘッドライトの光がどの方向を照らしているかを示す「向き」のことです。これが少しでもずれていると、車検不合格の最も大きな原因になります。

  • 基準:
    • 光が定められた範囲内に収まっている必要があります。少し専門的になりますが、これは対向車のドライバーが眩しくないようにするため、そして遠くまで適切な範囲を照らすための基準です。
  • 不合格の原因になりやすいこと:
    • 走行中の振動ちょっとした衝撃によるズレ
    • タイヤ交換や車高調整など、足回りの整備を行った後
    • 車検時の検査機器でわずかでも基準値外と判断されると、即不合格となります。

費用を抑えたい方必見!自分でできるヘッドライトの簡単点検

ヘッドライトが車検で不合格になる前に、ご自宅でできる簡単なチェックを習慣にしましょう。自分でできることはやっておくと、無駄な整備費用を抑えることにつながります。

レンズの黄ばみ・くすみチェックと簡単なクリーニング方法

古い車や屋外駐車の車によく見られる**「ヘッドライトの黄ばみや曇り」は、見た目が悪いだけでなく、光の透過率を下げて光量不足**を引き起こし、車検不合格の原因になります。

1. 黄ばみが車検に与える影響をチェック

  • チェック方法: ライトを点灯させ、レンズの表面をよく見てください。
    • 全体的に黄色や茶色に濁っている
    • 表面が白く粉を吹いたように曇っている
  • これらの状態だと、光量が不足している可能性が高いです。

2. 簡単な黄ばみ対策(軽度の場合)

軽度の黄ばみであれば、市販のヘッドライトクリーナーキットや、目の細かいコンパウンドでご自身で磨くことが可能です。

  1. マスキング: ヘッドライト周辺のボディを傷つけないよう、テープでしっかり保護します。
  2. 磨き: 説明書に従い、専用のクリーナーやコンパウンドで丁寧に磨きます。
  3. コーティング: 磨き終わったら、再度黄ばみが進行しないよう、必ず保護用のコーティング剤を塗布しましょう。

【注意】 ご自身での作業は、かえってレンズを傷つけたり、手間がかかったりする場合があります。当店では、専用の溶剤と技術で、耐久性も考慮した黄ばみ取りを行っておりますので、お気軽にご相談ください。

電球切れ・光軸の大きなズレを日常でチェックする方法

光軸の正確な調整はプロの仕事ですが、大きなズレがないか、球切れがないかは自分でチェックできます。

  1. 壁を使ったチェック:
    • 夜間、平坦な場所に車を停め、壁から2〜3メートル離れて対面させます。
    • ロービーム、ハイビームをそれぞれ点灯し、左右のライトの明るさが均一か、そして光の中心(カットライン)が左右で同じ高さかを確認します。
    • 片方だけ極端に暗い、または光の塊が左右で大きくずれている場合は、球切れや光軸の大きなズレが疑われます。
  2. パッシングチェック:
    • 対向車がいない安全な場所で、一時的にハイビームにしてすぐに戻す**「パッシング」**を試します。どちらかのライトが反応しない場合は、バルブの不具合の可能性があります。

見逃し厳禁!整備工場に任せるべきヘッドライトの不具合

自分でできる点検で不具合が見つかった場合や、車検を控えている場合は、迷わずプロの整備工場にご相談ください。特に光軸の調整は、専用の機器がなければ正確に行うことができません。

プロが行う光軸調整と光量アップの作業

車検に通るための整備は、単なる交換作業ではありません。

1. 最新機器で正確な光軸調整を実施

土屋整備工場では、ヘッドライトテスターを導入しています。

車検場と同じレベルで正確に光軸を測定・調整するため、**「車検に通らないかも…」**という不安を徹底的になくします。特に最近の車は、少しの荷重変化でも光軸がズレやすいため、プロによる正確な調整が不可欠です。

2. 光量不足に対する的確な対処

光量不足の原因は、バルブ(電球)なのか、レンズの黄ばみなのか、あるいは車両側の配線・電圧の問題なのかを見極める必要があります。

  • 原因がバルブの場合: 寿命が近づいたバルブは、規定の明るさが出る信頼性の高い部品へと交換します。
  • 原因がレンズの場合: 表面を磨くだけでなく、耐久性の高い専用コーティングで再発を防止します。

【本庄・深谷エリアで安心】土屋整備工場が選ばれる3つの理由

本庄市、深谷市、上里、伊勢崎市、藤岡市など近隣にお住まいで、ヘッドライトや車検に不安を抱えている方は、ぜひ土屋整備工場にお任せください。

私たちは、地域密着の整備工場として、お客様の**「安全」「納得感」**を最も大切にしています。

1. 最新テスターによる正確な整備で「一発合格」を目指します

前述の通り、当店には最新のヘッドライトテスターを完備しており、整備士の経験と知識だけでなく、**「確かな機械の目」**で正確な光軸調整を行います。車検後の「まさかの再検査」といった無駄な時間と手間をおかけしません。

2. 代車無料など、地域密着の安心サポート

車検期間中も、お客様の日常生活に支障が出ないよう代車を無料でご提供しています。最短90分車検のスピード対応と、地域に根ざした親身なサポートで、お客様のカーライフを応援します。


まとめ:安全なドライブのために、ヘッドライトの不安はプロにご相談ください

ヘッドライトは、単なる灯りではなく、あなたの安全と、対向車の安全を守るための命綱です。

車検で不合格になることは、その安全基準を満たしていないという証拠。ぜひ、車検の機会に、プロによる徹底した点検・整備を受けてください。

土屋整備工場は、安心の整備技術地域トップクラスの低価格で、お客様の大切な愛車をしっかりとサポートいたします。

ヘッドライトの黄ばみから、光軸調整、部品交換まで、車検に関する不安や疑問は、私たちプロの整備士にお気軽にご相談ください。

あなたからのご連絡を、心よりお待ちしております!

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土屋整備工場ホームページ:https://shakentsuchiya.com/

TEL:0495-22-3631